2013/11/15

夢と希望とかいう名のレモンティー

これはいったい何の画像だろうか。
そんな問いを投げかけてみるが、もちろんお分かり頂けるだろう。
何故か我々の曲がカラオケに入っている!!!








話は変わって、ブログを更新しない間も、絶えずライブをしていたのだが、
11月は趣が違うライブを行う。
明日は某中学校で道徳の授業で講師としてトーク&ライブを行う。
果たして我々に教える資格があるのか、自問自答した結果いまだに答えが出ずにいる。
 恐らく答えがでぬままのような気もする。






私が音楽を始めた理由は、中学当時、スポーツも 勉強も中の下レベルであった
自分に何か他の人とは違うことができないかと思ったことだ。
やり始めた結果、自分は天才と思い込ませるために、自分は天才だと豪語しながらやり続けるが、
この歳になると天才はけしてそんなことを言わないと今更ながらに思う次第である。

しかしながら、何事も継続というものは大切で、へたくそな自分でも(ギターをはじめてずっとSex Pistolsすら弾けなかった)少しは人前で弾けるようになったし、全国のレコードショップでも買えるCDを作れたし、何故かカラオケ配信にもなった。
もちろんこれはまだ途中経過にしか過ぎないし、全然満足できていない。
ただ、なにが伝えたいかというと、自分は音楽のおかげで、いろいろ人に出会えて、
その人たちに本当に助けられて生きていけている。人との出会いを広げてくれた。


そして、スポーツも勉強も中の下であった自分は、音楽と出会ったことで初めて自分にも個性があると認識できた。これは自分の人生の中で最も重要なことだと思っている。


そんなことを明日ライブで伝えれればなと思いながらやってまいります。








果たして明日!中学生はシューゲイズするのか!?











ライブ告知!
11/15 トーク&ライブ@某中学校
11/23 結婚式二次会

12/13(金) warsawpact企画「blue feedback」@薬院UTERO 
CAST warsawpact、ジェミニ7号、yogi、Strobolights、Milko'Sunday
DJはまじん


12/22(日) Impulse@薬院UTERO 
CAST she might be swimmer(東京)、Strobolights、23℃ and more 

12/28(土)きのうのあした@薬院UTERO
CAST ジョセフ・アルフ・ポルカ(名古屋) 、ヒサシ the KID(THE BEACHES) 
issLAICHELS、雅だよ雅 、z/nz、Strobolights

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
-Yuji-

2013/09/03

The impossible is possible tonight

熱心にこのブログをご覧になられている方はご存じかもしれないが、
我々は初関西ということで京都と大阪へ行った。
本日はそのことについて徒然と書いていこうと思う。



8/16、我々は博多駅に集合し、新幹線で旅立った。
この交通費の半分は幾度のライブで頂いたギャラを目先の打ち上げなどに浪費せず、
せっせと貯めに貯めたバンド貯金から捻出された。
ちなみに管理者はその昔、軽音楽部で会計係という軽音楽部の財務をつかさどった経験もある松本である。(私は部費の未納により幾度となく彼にとりたてられた思い出がある)



道中は各々大阪に待ち受ける飛田新地の遊郭に思いを馳せながら麦酒をたしなんだ。
遊郭で広げられるファンタジーとはいかなるものか。
果たして大阪のライブの打ち上げは遊郭で、京都の打ち上げは芸者遊びで間違いないのか。
私は自分の認識が果たして間違えでないことをメンバーに確認すると、
メンバーはそれぞれ深く頷き、そうに違いないと私に今回の旅の意義を再確認させてくれた。









そうこうしているうちに我々は京都へ到着する。
そして今回ライブするGLOWRYへ!!!


一階がライブハウスで、二階がスタジオ、三階がご飯屋さんと非常に素晴らしい場所!
とりあえず楽器を置き、ホテルへチェックインしに行く。
タノがホテルを予約してくれ、お盆の時期にも関わらず2500円という破格のホテルである!
そう、そのホテルとは
「京都っ子」
いかにも外国人が好きそうな名前だと思っていたが、
それもそのはず、この宿は8割は外国人、バックパッカーの宿泊地である。
私は何年前かにいったタイのバックパッカー宿泊者がよく集まるカオサンを思い出した。

再びGLOWRYへ戻る。

今回のライブにはStrobolightsの前身バンド、フラマノイドのギターリストであったとおるや軽音楽部の後輩であり、現在はLiquid Architeuthisや色々とサポートなどで京都や大阪で活躍中のベーシストのりえに会えて、このように音楽を通して再会できるのは感慨深いものがあった。



そしてお越し頂いたお客さん、今回誘っていただいた京都GLOWRY、CUSTOM NOISE安齋さん本当にありがとうございました。また是非ライブをしたい!



打ち上げも終わり、我々は京都っ子へ戻ることにした。
さすがバックパッカー御用達のホテル。
着くなり受付付近の溜まり場には外国人6,7人程が談笑している。
我々はギターを背負っており目立ったのであろうか、「もしかしてバンドマンかい?」と
声をかけてくる外国人。僕らは陽気にその通りだと答える。
英文学科卒のベースのタノがすかさずどこから来たのかと質問する。
それぞれ様々な国名を言っていく。
するとタノは「I'm Japanese」と返し、そりゃ見たらわかるわーと、外国人達を笑わせ、その場を友好的な空間へとしていく。


旅先で見知らぬ人と友情を育むという経験は恐らく多くの人が経験することであると思うし、
旅の醍醐味とはそのような所にあるはずだ。


しかし、共通の話題を会話をしながら探すにはいささか時間がかかりすぎる。
何か万国通じる友情を芽生えさせる方法はないか。
しばし思案していると、あるじゃないか!
酒だ!!!!


その時、私は日本に来たからには、酒を交え、直に交流することが我々、そして異国から来た彼らに忘れられない一生の夏の思い出を作ると信じて疑わなかった。


そうとなれば、近くのファミリーマートへ買い出しするしかない。
とりあえずの乾杯にアサヒスーパードライ、つまみを買い、
Japanese sakeと彼らに紹介するために、日本が誇る安酒白鶴丸を買いホテルへ。


しかし、帰ってくるとそこには5、6人いたはずの外国人はいつの間にか2人に。
先ほどの陽気な雰囲気はなく、旅の総括を話すような空気が漂う。


とりあえず、我々はそれぞれのビールを袋からだす。
そして、さりげなく、そう、日本人の気配りを重んじたさりげなさで、隣の外国人にアサヒスーパードライを渡す。さすがに旅につかれた外国人もお酒を見ればパーティー気分が
再燃するであろう。私の周りの外国人の友人はそうであったし、そうでなければこの大量の酒はどうなるのであろうか!


私の心の叫びに反して外国人は紳士に「too much」と遠慮してしまう。
こうなれば我々としても返す言葉がない。彼らの明日からの旅が良きものになることを祈りながら無言のまま我々はお酒をあおった。


お酒は我々含めて10人程で飲むと考えていた量を購入していたため、メンバー4人で消費するとなると絶望的であった。しかもJapanese sakeと彼らに紹介するためだけに購入した白鶴丸にいたっては口をつけることすらしなかった。



どうしようもないので、何か思い出をと思い私がメンバーと自画撮りを試みていると
不憫に思ったのだろうか、クールな外国人が撮ってあげるよと写真を撮ってくれた。
もはや私たちが助けられている始末である。
彼らの優しさに乾杯して我々の京都は終わった。


次のブログはたぶん大阪編。



次回ライブ
・2013/09/17(Tuei.) at薬院Utero
["El Blanco"Release Tour ]
OP/ST  18:30/19:00  adv/day ¥2,000/2,300(+1DRINK)
Cast/Kidori Kidori,The Flickers,Strobolights,the sharaque



・2013/10/07 Splice@Kieth Flack
・2013/10/24 @四次元
・2013/11/15 @某中学校
・2013/12/13 @Utero
・2013/12/28  きのうのあした@Utero

そして松本が結婚します。
ここで書くのもなんだけど、本当にめでたい!
幸せな家庭をきっと彼は築くと確信しています。
お祝いの気持ちを書くときりがないのでこれぐらいで。
本当におめでとう!!!!!!

-Yuji-

2013/07/03

追記

追記


急遽キュウソネコカミの福岡でのライブのサポートが決まりました。


・2013/07/13(Sat)@ graf
『終電前には終わります』
OP/ST 18:30/19:00 adv/day ¥2,300/2,800(+1DRINK) 

Cast/キュウソネコカミ(神戸)、グッバイフジヤマ(東京)、Strobolights

メール予約→ strobolightsjp@gmail.com

先日発売されたKokoro Distortionですが、タワレコ福岡店は売り切れたようです。

そして渋谷のタワレコではこんなに宣伝して頂いています。
感謝感謝です。

2013/06/27

ボリューム全開でサク裂するノイズの中で 僕達は青春の息吹きを感じている。

このブログをご覧になられている皆さんはもうご存知であるだろうが、
敢えて私は質問を投げかけたい、本日は何の日であるかと!


聡明な皆さんはアントニオ猪木対モハメド・アリの異種格闘技戦
行われた日と思い出されるかもしれないが、断じて違う。
そんなことをここでわざわざ私が明言してしまった日には、
迷走をしているこのブログは迷走に迷走を極め行く末がなくなってしまうではないか。








そんな余談はさておき、そう!
我々の1stEPが全国発売された日である!!!
 
おっと間違えた。


Strobolights 1st ep 「Kokoro Distortion」












そこで我々Strobolightsはタワレコアミュプラザ博多店様、タワレコ福岡店様に
ご挨拶に。





見よ左に写る私のこれでもかというドヤ顔を!!
とても、(今月仕事で営業実績が厳しくて、上司に叱咤され月曜からなんとか数字を
あげていかなきゃ本当にヤバイな。。。)等と思っている心のうちをまったく見せることがないドヤ顔である。

担当して頂いた平林さんありがとうございました。

そしてタワレコ福岡店へ移動。




ボーカル松本が渾身のサインとコメントを書き込みました。
現在は視聴器で聴ける模様(私はまだ確認しておりません)

そして、他県の皆さん!
Kokoro Distortionは以下の店舗でも取り扱って頂いているのでお近くの方は是非手に取って頂けないだろうか。


※タワーレコード札幌ピヴォ店、池袋店、吉祥寺店、渋谷店3F、新宿店8F、川崎店、高崎店、名古屋近鉄店、名古屋パルコ店、大阪マルビル店、難波店、梅田NU茶屋店、福岡店、アミュプラザ博多店


お近くに上記のタワレコがない方はネットを利用してはいかがだろうか。





また他にもitunes等でもダウンロードできるので是非聴いて頂きたい。
そしてお近くの方は是非ライブにも来て頂けることを期待している。
現在決まっているライブは

07/15 at UTERO
[IRIKO pre.アマガミ.ルート2]
OP/ST 18:00/18:30 adv/day ¥2,000/2,500(+1DRINK)
Cast/nayuta、salsa、マクマナマン、IRIKO、Strobolights
 
07/23 at VooDooLounge
[ラウンジサウンズ~ビートルズナイト~]
OP/ST 19:00/19:30 adv/day ¥1,500(+1DRINK)
Cast/THE VOTTONES、about a room、山岡カルテット、ホージュBAND、高松彩(freedomset)、戸渡陽太、ボギー、Strobolights

8/16 at京都 GROWLY
8/17 at大阪 心斎橋FANJ 



カラオケ配信も決まってます。

 
-ユウジ-
 

2013/05/08

未来を裂いてストーリーの後編がスタート

遅くなりましたが、「夢で逢えたら」に皆さんお越し頂き有難うございました。
本当に最高の夜になりました。


出演して頂いたtoddle、CAUCUS、AZMAの皆さん本当に感謝の気持ちしかありません。
自分たちのイベントでずっと好きだったバンドを観れるなんて感無量でした。
遠いところから来て頂いたtoddle、CAUCUS最高な人たちでした!
また一緒にライブがしたい!


AZMAはこの日がベースのアースちゃんが抜ける一個前のライブだったんだけど
(とても残念)、今度は新体制のアズマと対バンしたいものです。


また、Uteroのスタッフの皆さんいつもありがとうございます。
やっぱりUteroは素敵なライブハウスです。



そして何よりこのイベントにお越し頂いたお客さんに最大限の感謝の気持ちを。
イベントについて詳細に書いていきたいところですが、キリがなくなるので割愛させて頂きます。
 


私はというとあまりに楽しくて飲みすぎ、最後はゴミのように捨てられました。




皆さんまたいつの日か!


















ちなみに今回のイベント、「夢で逢えたら」はどういう目的で行われたイベントか
皆さんお分かりだろうか?
 レコ発である!!!

そう、Kokoro Distortionのリリースパーティーである!


そうなってくると全国の、このブログをお読みの貴君も買えるのではないかと
期待に胸を躍らせるかもしれないが、
全国発売していないので買うことはできない!!!
そう!売っていないのだ!!!





しかし!!!!!



実は全国発売するのである!
2013年6月26日に全国で発売だ!!!

 




上記の画像をクリックして頂ければ予約することが可能だ。
また他にも店頭などで予約して頂ければ全国で手に入れることができる。
協力してくれたOmar(Dead Funny Records) 本当に有難う。
(Dead Funny Recordsから出すわけではないです)


そして、ライブも徐々に決まっている。


5/14(火)@Voodoo Lounge
 『ラウンジサウンズ』 
OPEN19:00 START19:30 ¥1,500+1ドリンク
Strobolights/ガス/白痴/Jennifer Isolation/シルバーゲイシャ

5/25(土) @薬院UTERO 
うみのて 1stアルバムリリースツアー 福岡編 
OPEN:18:00 START18:30
 前売:¥2,000 [D別] 
うみのて (東京) /股下89 (神奈川) 
ノイエサンスーシ (長崎)/Strobolights /23℃/マクマナマン


5/29(水) @Kieth Flack
Splice vol.9 
OPEN18:00 
¥1000+1d 
1F 
□ACOUSTIC
THE CURMINDS/asobi_moshimo
 □LOUNGE DJ SOHKI/SUNAO
2F
□BAND
the sharaque /'slack/Strobolights/モーラスネンザテープ 
GORAKU the function(鹿児島)/THE WAGON 
□DJ URO/KENZO/YAMAGUCHI(PLASTIC!)


そして8月には関西である。

8/16@京都 GROWLY
8/17@大阪 心斎橋FANJ 






 -U字-


2013/03/18

得意のダンスで西東京を 踊りまわる

先日の3/11で東日本大震災から2年が経った。


その時、私は車で移動しており、皆のtwitterで地震を知った。
それから家に帰りテレビをつけて、画面に映し出された津波に飲みこまれる車を見た瞬間の
感情はとても言葉にはできなかったことを覚えている。



私は福岡に住んでいるが、あれ程の震災になると実際に知人が原発への作業員で行ったり、
震災直後には友人が自衛隊として現地へ向かったり、他の友人は今でも反原発のデモ活動を
繰り広げたりと、あれから変わったことも多々ある。


ちなみにこの3/11は私は留年中の大学生であった。
その前の年と変わったことといえば就職が決まったぐらいで、
最後のモラトリアムを満喫していた。
その為、昼間は家でゆっくりしていることが多くテレビを見る機会が多かった。
皆さんもあの時のテレビの状況は覚えているであろう。
各々の番組が震災の状況を中継し、その合間に気が狂いそうな回数で
ACのCMが流れ続ける。


そして、その中で、
九州限定だが携帯をいじりながら自転車に乗っている
女子高生が歩行者をはねてしまうCMを皆さんは覚えているだろうか。
下記である。


どこかで聞いたようなギターの弾き方ではないだろうか?





そう!実はこの悲しげなギターを弾くのは私である!!!





元々は大学時代の友人がCMの音楽制作会社に勤めており、
その関係でギターを弾かせてもらった。
公表された当初は、私はHPでしか見たことがなく、時々街頭の大画面で流れているというのを
友人から聞いていた。



しかし、3月以降はこのCMを見ない日が少ないと思うほど流れていた。
親が隣にいる時などは、まさかこのギターを私が弾いているとは思わないだろうな
と考えながら、結局その事実は伝えず仕舞いであった。










そんなことはどうでもいい。
イベント前の最後の出演してもらうバンドの紹介をするためにブログを書いていたのに
ついつい昔を振り返りすぎてしまった。


今回のイベントで福岡からはAZMA shoegaze explosionが出演である。


彼らを知ったのは社会人の時で、ボーカルの松本からアズマの名前を聞いてからである。
最初はジョンスペ好きなシューゲイザーがやっているバンドぐらいに思っていたが、
マイスペースを聴いて、センスの良さに興味を惹かれたことを覚えている。


暫くして今回自主企画を開催するUteroで彼らを観たのだが
(どのイベントかは定かではないが、the campsや海外のバンドと共演していた)
正直、私は彼らのライブに驚愕し、
思わずボーカルのケイトにサインを求めたような記憶があるようだが、
実際はまったくもって求めていない。むしろこの時点では知り合いですらいなかった


彼らのライブは他のバンドと一線を画するものがある。
ボーカルのケイトの言葉からよくenvyの名前が出てくるが、
シューゲイズとはただの音楽を表現する手段であって、
その根本は非常にハードコア的なものを感じた。
あの、ライブで血が沸くような感情が彼らのライブにはある


私はシューゲイザーと名乗るバンドのライブを観ても
やっぱり音源の方がいいなと思うのが常だが、
彼らは音源より圧倒的にライブがいい。
彼らが音を出した瞬間ライブハウスの空気が変わる。
本当にそのことを皆さんに感じてほしい。


音源は以下で聴けるの聴いてほしい
(先日発売されたDead Funny Recordsのコンピに収録されているライブ音源が聴ける)
https://soundcloud.com/azma-shoegaze-explosion




とうとうイベントまであと5日。
みなさんお待ちしております。
チケットがまだの方はstrobolightsjp@gmail.comまで!

 

2013/03/23(Sat.) at UTERO
[Strobolights pre. 夢で逢えたら]
OP/19:00 ST/19:30
TICKET 前売¥2,000 当日¥2,500(+1DRINK)

CAST »toddle(東京)

CAUCUS(東京)

AZMA shoegaze explosion(白頭山)

Strobolights

 

-yuji-

2013/03/15

叶わぬ夢もまた、夜空の星のひとつさ

今回はCAUCUSを紹介していきたいが、
その前に河村という男を話しておきたい。



高校3年の春、私は尽力虚しくすべての受験校を落ちてしまう。
(ちなみに、補欠の補欠で一校だけ受かったのだが、両親の独断で
入学を断った事実を後日話され、私はライブ終わりのマックで発狂する)



そして、私は某大手予備校に入校する。
私の実家は予備校まで自転車で20分程で着くにも関わらず、
両親は私を寮に入れようとしていた。



これではせっかく男子校から卒業しても男どもと共同生活するんじゃ意味がないのではないか!?
私は男との出会い方を学びに予備校に行くのではないのだ!



小さい頃から自分の意思を親に示さなかった私は、この時初めて自分の思いを親に
ぶつけるも直ぐに却下されてしまう。
私は男からの呪縛から逃れることができない自分の運命を呪った。



実際に入ってみると意外と心地よく、毎日新しい友達が出来るのが楽しかった。
しかしながら、ひとりだけ、いけ好かないやつがいた。
それが河村である。
彼との出会いは今でも鮮明に覚えている。
私が寝間着で歩いていると、ある男が私が着ていたBeastie BoysのTシャツをマジマジと見て
何も言わずに去って行った。この時の私の感情は皆さんも想像に難くないであろう。


‘シメるしかない’
(注:上記は飽くまでイメージ図である)



しかしながら、人というのは共通の趣味があれば友情が芽生えるものである。
程なくして我々は音楽が好きということに気付き、途中、お互い殴り合いのケンカはしたものの(一方的な敗北により私は予備校の自習室へ避難した)今現在まで友好関係は続いている。



そんな彼は予備校卒業とともに東京の大学へと行ってしまう。
もうなかなか彼とは会えないな、と寂しさを噛みしめるのも束の間、
しばらくすると頻繁に電話がかかってくるようになる。(彼はすぐに学校に行かずに酒びたりの毎日を過ごすようになったようだった)
もはや私は彼の彼女かと思うほど、深夜までビール会社の発展に貢献すべく
麦酒を飲みながら、近況や今注目している音楽について語り合った。



紹介が遅くなり申し訳ないが、その時彼から教えてもらったバンドが今回出演してもらう
CAUCUSである。
一聴させてもらった時の衝撃は日本のどのバンドよりもすごかった。
彼らのプロフィールにも書いてあるが、ストレートなインディーロックが珍しくなった昨今(然しながら、明からに色々な音楽を知っている上で)、こんなにも
私の心をときめかせてくれるバンドが日本にいたなんて!



それからは私はCAUCUSのライブを観たいと思っていたが、なかなかタイミングが合わず、どうしたものか考えていた。



なかなか東京以外で観る機会がないため、見れず仕舞いだったが、インターネットを見ていると
ひとつのイベントに目がいった。
それが前回も記述した広島のイベントあきのうたげである。
しかもtoddleや五味さんや吉村さん(残念ながら本番は出演していない)も出るではないか!



余談であるが、このイベントでは昨年は福岡からSNAREKILLSが出演したり Someone Still Loves You Boris Yeltsinを呼んだりと非常に面白いイベントだったのだが、現在休止中ということで非常に残念である。今思うとtoddleとCAUCUSの組み合わせはこのイベントを観にいってなければなかったもしれない。早く再びイベントを再開してくれることを切に願う。(そして、その時は我々を是非!!)



そのような経緯があり、あきのうたげで実際にCAUCUSを観ることができた。
ライブの感想はもう感無量である。
長年の私の期待はまったく裏切られることはなくただただ、興奮しっぱなしのライブだった。



それから、昨年は大阪の心斎橋FANJのFragile企画にCAUCUSが出演するということで
我々は旅立つ。このことは以前のブログにも書いているので参照してほしい。
それから数か月して、Uteroの店長、百蚊の原尻さんの計らいで一度バーカンで働かせてもらったのだが、この時のUteroの出演のゲストがFragileで対バンはAZMA shoegaze explosionと、音楽のめぐり合わせのすごさに私は感動した。



申し訳ないが、このように私の思いは爆発してしまったが、これでも自重した方である。
先ずは実際に聴いてほしい。

CAUCUS/SING




CAUCUS/The Wandering Ones

 


  
                                                                               



色々見て頂きたい動画があったが、ブログの都合上うまく載せることができなかったので、
3/23に実際に観てほしいということで終わりたい。



おっと!
今回、我々の初の6曲入りepもイベントより発売する!!
それに先立ちリードトラックをアップしているので聴いてほしい。


そしてフライヤーも完成しました!!!
作って頂いたチーコさんに感謝です!


 

2013/03/23(Sat.) at UTERO
[Strobolights pre. 夢で逢えたら]
OP/19:00 ST/19:30
TICKET 前売¥2,000 当日¥2,500(+1DRINK)

CAST »toddle(東京)

CAUCUS(東京)

AZMA shoegaze explosion

Strobolights

2013/02/19

僕もときどきは、あの頃を思い出して戻りたくなる

今回は以前お伝えしていた、我々主催のイベント
「夢で逢えたら」に出て頂くバンドの紹介をさせて頂こう。



まずはtoddle
オフィシャルの紹介文は前回のブログを見てほしい。



私が初めてtoddleを観たのは、まだ私が大学生の時であった、
2008年の渋谷O-NESTであった。



余談であるが、私の大学入学当初は
このようにジャニーズ顔であったが、ロックの偉人達の軌跡を辿るように生きた結果、
2008年には、
水死体とまで表現されるようになってしまう。
ロックという魔物に魅せられてしまった少年の果てがいかに残酷なものであったかが、
皆様にもわかっていただけただろうか。。。



話を戻そう。
この時はボーカルの松本と、以前FUJI ROCKに行った時のブログで登場した西本氏と共に見たのを覚えている。(ベースのタノも一緒だった気がする。)
もともとこの時の我々の目的は埼玉スーパーアリーナであるIn RainbowsツアーのRadioheadを観ることであった。
それで次の日にmudy on the 昨晩のイベントがあるということで西本氏がチケットをとってくれていた 。その時の出演バンドはNovembers、toddle、Luminous Orange、mudy on the 昨晩とそうそうたるメンツであった。




たしかその時の写真が






この頃、私はほとんどいわゆる邦楽のインディーロックというものを聴かなかった。(メジャーならなおさらで、くるりやフジファブリック、Number Girlは社会人になってから松本からちゃんと聴かせてもらって好きになった。ただし、地元のハードコア、パンクシーンは好きだった)
今、考えると、この時にtoddleの音楽を好きになってCDを買って、それからもう数えられないほど聴いているうちに、そういった音楽の面白さやかっこよさに改めて気付かされたと感じる。



そのように私の中でtoddleと出会ったことは私の中の音楽のある意味ターニングポイントだったと思う。



正直な話、Strobolightsを結成した時にtoddleと対バンしたいという気持ちはあったが、イベントに自分たちが呼べるとは考えていなかった。
その考えが変わったのは今は解散してしまったけど、盟友10ageが自主企画でmooolsを呼んだ時であった。そのバンドに対する愛があれば、応えてくれると彼女たちから私は学ぶことができた。



それからは絶対に初めての企画でtoddleを呼びたいと強く思う日々が続いた。

渋谷O-NEST以降も、ストロボ結成前から松本と下北沢Threetoddle企画に行き、
ストロボ結成後は広島のあきのうたげ(この時はCAUCUSも出演しており、非常に素晴らしいイベントであった)にも行ったりと、私の愛は高まる一方であった。



ちなみに広島のあきのうたげに行ったのは、一昨年の12月で我々の音源はできていなかったため、なんとかtoddleの方々に思いを伝えようと苦慮した結果、博多通りもんを持って行ったことを覚えている。。。




まあ、こんな私の戯言は置いておき、toddleの動画を貼ってお別れしたい。

thorn.PV



Gulp It Down.2011/5/13 渋谷O-nest





wind chimes.2009/12/26 渋谷O-nest

 

2013/03/23(Sat.) at UTERO
[Strobolights pre. 夢で逢えたら]
OP/19:00 ST/19:30
TICKET 前売¥2,000 当日¥2,500(+1DRINK)

CAST »toddle(東京)

CAUCUS(東京)

AZMA shoegaze explosion

Strobolights

 

 

 

-Yuji-

2013/02/12

今が二千なん年だろうが、 死ぬように生きてる場合じゃない。

気付くと久方ぶりの日記である。


このように期間が空くと、
この社畜バンドマンは何も活動していないのではないか?と
疑問を投げかけられそうでもあるが、
ちゃんと更新した理由が


ある!!!


実は我々Strobolightsは初の自主企画を開催する。


2013/03/23(Sat)at UTERO
Open:19:00,Start:19:30
¥2,000/2,500円(+1drink order)
Cast »

toddle(東京)
CAUCUS(東京)
AZMA shoegaze explosion
Strobolights 


-toddle-
 田渕ひさ子(Gt&Vo)
小林愛(Gt&Vo)
江崎典利(Ba)
内野正登(Dr)

2002年 toddleの構想をはじめる。

2003年からマイペースにライブ活動を始める。2005年ようやく1st Album「I dedicate D chord」をリリース。翌年、ドラマー帰郷の為脱退を受け、急いでレコーディング。2007年無事に2nd Album「dawn praise the world」をリリース。そして、いつの間にか今のメンバーに落ち着き、ライブ、曲作りと活動を続け、2011年念願の3rd Album「the shimmer」をリリース。その後も自主企画ライブ、ツアーなど活動的に展開中!! 只今、絶賛新曲制作中!



 

-CAUCUS-

シューゲイザーやらインディーポップ、カレッジロックなど各国色々な評価をされてはいるものの、目指すは普遍的なロックの男女ツインヴォーカルバンド。普通の事を普通にやるのことが少なくなってきた昨今、珍しくなってきたとも言えるストレートなインディーロックはまだまだ死なせません。Chapterhouse、Pains OF Being Pure At Heart、Sad Day For Puppetsなどなど来日アクトのサポートも数多く務め、SXSW2010、NYC Popfest2011と海外フェスにも参加するなどの国際派。世界に羽ばたけ僕らのコーカス!2013年春、新音源発表予定


-AZMA shoegaze explosion-

九州北端北九州にて活動。ハードコアを通過したバンド名通りの轟音サウンドによる圧巻のライブパフォーマンスは、観た者全てが惚れ込む程。2/2 に発売されるDead Funny Recordsのコンピレーションアルバムに参加し、初の全国版音源をリリースした。

 


 そして我々!!!
 
-Strobolights-

201110月、フラマノイドで活動していた松本、田上、後藤の3人に、undiscoguitarユージが加わりバンド結成。福岡県を中心に活動中。今までに「Restart/Nijiiro Sunset」、「Waiting for the Sounds」と二枚の音源を無料配布。3月23日より満を持して6曲入りepを発売予定。









ご予約はstrobolightsjp@gmail.comまでメールをして頂くか、twitterをされている方などはそれぞれメンバーにDMして頂けると助かります。
ちなみにバンドのアカウントもあり、@StrobolightsJPNで検索すると見つかります。


今回のイベントのフライヤーや、出演して頂く各バンドへの私の愛にあふれた(誰も求めていない?)紹介文なんかも後日書かせて頂く予定です。



      -Yuji-