2015/02/10

I'll take you anywhere you go



毎日すこぶる寒い。
職場ではガリガリくんの異名を持つ私にとってはつらい毎日である。
この寒さは、浪人してしまい決して失敗が許されない状況で受けた大学受験を思い出す。



ちなみに滑り止めに受けた大学の合格発表を見る直前には神風が吹き、女子高生のスカートが私の日ごろ瞑想している具合に、勢いよく重力に逆らい、見ているこちらが恥ずかしさを覚えるほどのあらわな状態になってしまったので、この受験は必ずうまくいくと確信がもてた。



その頃よく聴いていた音楽は、今でも聴くとその当時を思い出させてくれる。
高校受験に失敗して絶望していた高校生活。
今では約束の地である中洲を通学のため自転車で走り抜けた3年間。
知らない先輩といつも中洲で自転車でレースになり、戦いが始まって半年後に中洲の歩道の段差で先輩が回転しながら宙に舞い、勝利した喜び。

しかしながら、学校へ着けば男子校には男しかいないという至極当然なことを受け入れられず絶望した1年生。

ある日学校に行ったらクラスの約半分が停学になっていた2年生。

シューゲイザー田村というラジオネームで好きなラジオ番組に投稿していた3年生。
試験前日にリバティーンズのライブに行って、zepp福岡の裏でひたすらメンバーを待ち続けた夜。 


紹介してもらった女の子を待ち合わせ場所で待っていると、送ってもらった写真と全然違う女の子が待っている儚さ
中学時代の女の子に友達を紹介してもらう時に決して信じてはならない、「かわいい子だよ」、
いつか有名になってインタビューで男子校の意義のなさについて糾弾しようと思っていた高校時代。しかしながらサラリーマンをしながらバンドをやっている現実。
そもそも気付けば母校は共学になっているやりきれなさ。
仕事で出会ったお母さんの息子さんが私の母校に在学中で、学校への不満があるというので「高校を卒業すればなにかしら良いことが待ってるよ」としか言えなかった自分の不甲斐なさ。



色んな風景をふと思い出す。



音楽を聴くと良い思い出、悪い思い出問わず思い出す。
音楽と記憶の関連性で調べてみたが、あまり判然とした結論は得られなかった。
ただ、多くの意見としては関連があるということだったので、このブログを書いてよかったのかもしれない。



Strobolightsは年末年始を費やして新曲2曲をレコーディングした。

https://strobolights.bandcamp.com/ 
ここからBrightnessWe choose to go to the moonが聴ける。 
この2曲があなたになにかしらの意味を持った曲になってくれたら、と思いながら自分は今日の有給を満喫したいと思っている。  




そしてライブもあるんでよければこのブログを更新しているガリガリくんを見に来てもらえないだろうか。






2015/02/14(土) at public space 四次元 絶頂天スペシャル
OP/19:30 ST/20:00 adv.¥1,800(door¥2,300)+1DRINK
CAST/PLAY DEAD SESSION(東京)、quizkid(東京)、infro、SIDEKICK(熊本)、DUSK、Strobolights  DJ:YAMASHIT(POINT GETTER)



2015/02/21(土) at 黒崎MARCUS
OP/18:30 ST/19:00 adv.¥1,500(door¥1,800)+1DRINK
CAST/Raphtel、もずく、wolder、Strobolights



2015/03/20(金) at 薬院Utero
OP/18:30 ST/19:00 adv.¥2,000(door¥2,500)+1DRINK
CAST/UHNELLYS / Strobolights / the perfect me / and MORE!!