2015/05/14

故郷


合コンで初対面の人と何を話したら良いのかわからないぐらい5ぶりぐらいにブログを書くわけで、いったい何を書けばいいのかわかんないんだけど、困ったときは地元ネタということでとりあえず僕の故郷である大牟田について書きます。ちなみに合コンは行ったことがない

大牟田市は福岡県の最南端に位置し、熊本県の県境にある人口約12万人の街で、女性の方が男性よりも9万人ほど多い。男性にとっては興味をそそられる街かもしれないけど、その住民のそのほとんどが60歳以上。大牟田のハイカラスポットであるゆめタウンの中のスタバで、老人たちがチャンキークッキーフラペチーノを片手に談笑に花を咲かせる光景も珍しくない。

また大牟田は日銀の黒田総裁、俳優の四方堂亘、タレントのあびる優、お笑い芸人のヒロシなど各界を代表する著名人を輩出しており、かつては三井三池炭鉱で日本産業の成長を支えたのはご周知のとおり。各界といえば反社会的勢力の方々の過激な活動も目立つ。それと三井三池争議という大規模な労働争議が勃発した歴史もある。そんなハードボイルドな街大牟田。その街に僕が行きつけのハードボイルドなバーが存在する。

そのバーは市街地から少し離れた川沿いにひっそりとたたずんでいる。明かりがほんのり灯る入口のドアを開けるとそこは昭和時代にタイムスリップしたかのような錯覚に襲われる。店内はまさしくレトロで、昭和を感じさせるグッズがたくさん。当時の子供や若者を熱中させたであろうオモチャやミニカー・レコードが所狭しと並んでいる。お店の中央にはダイナマイトセクシーボディのパツキンネーチャンのマネキンが立っていて、マネキンとわかっていてもついつい目がいってしまう。ただ完全に昭和というわけでもなく、カウンターの後ろにはバーボンのボトルが大量にならんでいて、BGMはいつもカーペンターズのレコードが流れている。

マスターはマイク真木のような容姿。お洒落で雰囲気がある。とても気さくな人(偶然にも僕と同じ苗字だった)で、こんな僕みたいな小童をいつも笑顔で迎え入れてくれる。ただこのお店を訪れる際の注意点といえば、お酒はバーボンしか置いてないということ。ソフトドリンクは基本的にウーロン茶しかない。つまりバーボン専門のバーなのである。なかなかのハードボイルドぶり。目がチカチカするような名前のカクテルを好む女の子にはおすすめできない。だってお酒はバーボンしかないからね。でもそれで十分。カーペンターズを聴きながらマスターや知らないお客さん(若い女性はいません)とくだらない話をしながら飲むお酒はうまい。もちろんバーボンも好きだけど。

大牟田を離れてからはめっきり行く機会がなくなってしまった。今度久しぶりに行ってみようかな。まだ営業してるといいんだけど。書いてたらいろいろ思い出してきた。たくさん書きたいことはあるんだけどあんまり長すぎるとアレだから今回はこの辺で。有名な作家さんとの出会いも書こうと思ったんだけどそれは次回に。機会があれば。あるのか。まぁあるでしょう。

そんなハードボイルドなバーがあるハードボイルドな街でハードボイルドなライブします。ストロボ初の大牟田進出。僕の両親も来るとか来ないとか。ハードボイルドな夜にしましょう。

2015/05/16(土) at 大牟田Fuji
OP/18:45 ST/19:00 adv.¥1,500+1DRINK(学生500円※要学生証)
CAST/The amber tortoise、第二次霧霧鵺計画、ぼら、Abyssal、
Strobolights
2015/05/24(日) at 薬院UTERO
OP/18:00 ST/18:30 adv.¥2,300(door¥2,800)+1DRINK
CAST/チーナ(東京)、空白器官、Strobolights
2015/05/30(土) at 黒崎MARCUS
OP/18:30 ST/19:00 adv.¥1,500(door¥2,000)+1DRINK
CAST/Headphones、鵜野光太郎、Strobolights、and more

2015/06/07(日) at 親不孝KiethFlack


Tano

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